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問題

  • パブリッククラウドVPSでサポート終了が近付いているOSを使用しています。新しいOSに更新するにはどうすればいいですか。

解決方法

パブリッククラウドVPSを新たに利用申請して移行する方法と、OS を再インストールする方法の2通りあります。

パブリッククラウドVPSを新たに利用申請して移行する

  1. パブリッククラウドVPSサービスの案内に沿って、利用申請します。
  2. 構築時の必要に応じて、移行先パブリッククラウド VPS(以下移行先)に対するホストポート開放申請を行います(特に業者に構築を委託してリモート作業させる場合)。

    特別な理由がない限り、開放を認める接続元IPアドレスを指定してください。
    構築前や構築途上のサーバが悪意のある第三者によって乗っ取られる恐れがあります。

  3. 移行先で利用目的に必要な環境(OSの設定、ファイアウォール、ウェブサーバ、メールサーバ、データベースサーバなど)を構築します。
  4. 移行元パブリッククラウド VPS(以下移行元)に対するデータの更新を伴う業務を停止します。
  5. 移行元から移行先に、利用目的のためのアプリケーション・システムが保持しているデータを移行します。
  6. 移行先の正常動作を確認します。
  7. (移行元でホストポート開放している場合)移行先に対するホストポート開放申請を行います。

    移行日が当センター営業日(平日)であれば、作業スケジュールに移行日を指定することができます。

    特別な理由がない限り、保守用のホストポート (例:22 ssh) には開放を認める接続元IPアドレスを指定してください。

  8. (移行元でドメインを登録している場合)ドメインの IP アドレスを移行元から移行先に変更します(サブドメインサブドメインDNSレコード変更)。

    移行日が当センター営業日(平日)であれば、作業スケジュールに移行日を指定することができます。

  9. 移行が完了したことを確認します。
  10. データの更新を伴う業務を再開します。

移行が完了した後、特に問題がなければ次の通り移行元を利用終了します。

  1. 移行元の利用終了を申請します。(申請書式パブリッククラウドVPSサービス利用変更申請書.docx)。
  2. 移行元のホストポート開放終了を申請します。(ホストポート開放変更届

OS を再インストールする

再構築作業に失敗した場合、元に戻すことはできません。
また、再構築の完了までは可用性が損なわれたままになります。
この方法の危険性を理解できない場合は、この方法を使用しないでください。

  1. パブリッククラウド VPS 上のデータをバックアップします。
  2. オンラインサポート窓口の一般的な質問で、件名に【パブリッククラウドVPSのOS再インストール】、本文に【パブリッククラウドVPS の IP アドレス・再インストールする OS】を入力してお問い合わせください。

  3. 再インストール完了後、接続情報をお送りします。
  4. バックアップしたデータや、設計情報をもとに、パブリッククラウド VPS 上で利用目的に必要な環境やアプリケーション・システムを再構築します。
  5. 正常動作を確認します。

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