Confluence ではグループ毎に情報共有Webサイトを作成することができます。プロジェクト管理・コラボレーション・意思決定・コンテンツ共有・ファイル共有に役立ちます。ここでは、Confluence の使い方について解説します。
Confluenceにおける重要な概念の説明
- スペース:コンテンツを保管・整理する「入れもの」のようなものです。申請時に情報科学センターで作成します。詳しくはこちらをご参照ください。
利用者の皆さまに追加・作成いただけるのは、ページです。
-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- - ページ:ドキュメントを記載・保管できます。詳しくはこちらをご参照ください。
1.スペース開設前
スペースの作成には以下4点の手順および書類の提出が必要です。
- スペースを利用するグループを決めます。
グループ原簿管理サービス申請書に必要事項をご記入の上、情報科学センターまでご提出ください。
※グループへのメンバーの追加方法については、こちらをご参照ください。 - グループ原簿管理サービス利用同意書にご署名いただきます。
同意書の内容をご熟読いただき、ご署名いただきましたら、情報科学センターまでご提出ください。 - スペースの名称および、情報を共有する領域、スペース管理者を決めます。
コンテンツ管理サービス利用申請書に必要事項をご記入の上、情報科学センターまでご提出ください。 - コンテンツ管理サービス利用に関する同意書にご署名いただきます。
同意書の内容をご熟読いただき、ご署名いただきましたら、情報科学センターまでご提出ください。
2.スペース開設後―ログインおよびトップページ編集
情報科学センターからスペースの作成完了連絡が入りましたら、スペースの編集および、ページの作成へと進みます。
以下の手順を参考に、チームのみなさまにとってわかりやすいページを作成してみてください。
- コンテンツ管理サービス https://info.cis.kit.ac.jp/ にアクセス
- ログインをクリック
- KIT Federation IdP をクリック
- CIS アカウントのログイン名・パスワードでログイン
- サービスの紹介動画を再生できます。初めての方は閲覧することをお勧めします。スキップすることもできます。
- 写真をアップロードすることができます。写真は後で変更することができます。スキップすることもできます。
- スペース > 申請したスペース名を選択
- 申請したスペースのトップページが表示されます。
編集するには画面右上の編集をクリック - 以下のように、7つのブロックに分かれています。各ブロックの表示はMicrosoft Wordの要領で編集・削除できます。お好みで編集を行ってください。
3.スペース開設後―ページの追加・編集
- 画面左上「作成」ボタンからページを追加できます。
- 「作成」ボタンをクリックすると、以下のようなページが表示されます。Microsoft Wordの要領で編集できます。
- 書き込みが完了しましたら、画面右下「公開」ボタンで公開できます。
- ページは以下のようなイメージで階層的に作成されます。
- 「スペース」ページを閲覧している状態で、「作成」ボタンをクリックした場合、
「スペース」ー「ページ1」のようなイメージで階層的にページは作成されます。 - (「スペース」ー「ページ1」の)「ページ1」を閲覧している状態で、「作成」ボタンをクリックした場合、
「スペース」ー「ページ1」ー「ページ2」のようなイメージで階層的にページは作成されます。 - 「スペース」ー「ページ1」
ー「ページ2」
ー「ページ3」
ー「ページ4」
のように、スペースの下に並列にページを作成したい場合は、「スペース」ページを閲覧している状態で、「作成」ボタンをクリック、という具合になります。 - Confluenceを運営していく中で、ページを他の回層に移動させたい場合もあると思います。その際は以下の手順をご参照くださいませ。
- その他、詳しい作成・編集方法につきましては、こちら(外部リンク)をご参照くださいませ。
- 「スペース」ページを閲覧している状態で、「作成」ボタンをクリックした場合、
スペース開設後―さまざまなテンプレートの追加・編集
Confluence はページ以外にさまざまなテンプレートを追加することができます。用途に合わせて選択してください。
- 画面左上「作成」ボタンの右側「・・・」ボタンをクリックすると以下の小ウィンドウが出てきます。それぞれの機能は以下のとおりです。
- ブログ投稿:日付順に管理され、お知らせの通知に利用できます。詳しくはこちらをご参照ください。
- ファイル:ファイルの一覧を作成してチームと共有するのに役立ちます。詳しくはこちらをご参照ください。
- ミーティング議事録:ミーティングを計画し、議事録やアクションをチームと共有するのに役立ちます。詳しくはこちらをご参照ください。
- リンクの共有:WEBで見つけたリンクをメンバーと共有するのに役立ちます。詳しくはこちらをご参照ください。
- 稟議書:素早く決定するのに役立ちます。詳しくはこちらをご参照ください。
- DACI意思決定:グループ意思決定を効率的かつ効果的に行えるようになります。詳しくはこちらをご参照ください。
- エクスペリエンスキャンパス:プロジェクトで解決しようとしている問題を明確にします。詳しくはこちらをご参照ください。
- トラブルシューティング記事:発生する問題のソリューションを掲載・整理できます。詳しくはこちらをご参照ください。
- プロジェクトポスター:解決すべき課題が明らかになります。詳しくはこちらをご参照ください。
- How To記事:文字通りHow to をまとめるのに適したテンプレートです。詳しくはこちらをご参照ください。
- ふりかえり:何が有効で、何が有効でなかったかを話し合うことのに適しています。詳しくはこちらをご参照ください。
- タスクレポート:タスクの状況を管理するのに役立ちます。詳しくはこちらをご参照ください。
- ヘルスモニター:チームが効果的に機能しているかをチェックできます。詳しくはこちらをご参照ください。
- 製品要件:製品や機能の要件をまとめるのに役立ちます。詳しくはこちらをご参照ください。
スペースやページに制限を設定する
スペースや作成したページ、ブログには、基本的にはスペースの共有メンバーのみ、閲覧を含む様々な権限(編集、削除など)が許可されますが、グループに対して制限を設けたいケースがあるかもしれません。
本サービスでは、スペースや作成したページ・ブログに対して、編集や閲覧などを制限することできます。
スペースに制限を設定する
スペースにアクセス権限を設定すると、スペースそのものとスペース上に存在するすべてのリソース(ページ・ブログ・コメント・添付ファイルなど)に対して制限を設定することができます。
スペースのホームページにアクセスし、左下の スペースツール>概要をクリックします。
スペースツール>権限をクリックします。
グループ>権限の編集をクリックします。
個々のユーザー>権限の編集 に読み替えることで個々のユーザー (KIT Personal ID) に対する設定が可能ですが、本機能はサポート対象外です。正常に動作するかどうかについて保証されません。
また、個々のユーザーに対する操作について当センターにお問い合わせいただいてもお答えいたしかねます。
権限を設定したいグループがグループリストに表示されていない場合は、下の入力ボックスにグループ名(当センターから指定されたグループ名)・ユーザー名 (個々のユーザーの場合。KIT Personal ID) を入力して追加をクリックします。
この入力ボックスはグループ名・ユーザー名が完全一致しないと追加できません。部分的に一致するグループ名・ユーザー名で検索して設定したい場合は、虫眼鏡ボタンをクリックして検索してください。
チェックボックスでグループに割り当てる権限にチェックを入れます。すべてを選択をクリックすると、そのグループのすべてのチェックボックスにチェックを入れます。
それぞれのチェックボックスについて、おおむね次の権限が与えられます。メールについては無視してください。
- すべて
- 表示:スペースとスペース上のすべてのリソースの表示を許可します。
- 自分のものを削除する:自分自身が作成したリソースの削除を許可します。
- ページ・ブログ・添付ファイル・コメント・制限
- 追加:追加を許可します
- 削除:削除を許可します(作成者の自他は問わない)
- スペース
- エクスポート:スペースを1つの可搬型ファイルにして持ち出すことを許可します
- 管理:スペースの管理機能を使用することを許可します。
グループを削除したい場合は、すべてのチェックボックスからチェックを外します。
confluence-user、service:cis:confluence:user は本サービスにログインしているユーザーすべてを指し示します。
未ログインユーザー(スペースの一般訪問者)に対して権限を設定したい場合は、匿名アクセス に対して設定を行います。
すべてのチェックボックスを外すと、一般訪問者はアクセスできません。
設定が完了したら、設定ページの一番下にあるすべて保存をクリックします。
ページに制限を設定する
ページに制限を設定すると、そのページのみ、特定のグループだけに閲覧や編集を許可することができます。
ページ右上の三点ボタン>制限をクリックします。
既定では無制限(スペースの権限が適用される)です。編集制限(スペースで閲覧権限が与えられた全員に見せたいが編集は特定のグループだけ)、もしくは閲覧制限と編集制限(閲覧も編集も特定のグループだけ)を選びます。
編集制限では既定で閲覧のみ、閲覧制限と編集制限では既定でアクセス不可です。
グループ名を入力して、追加ボタンをクリックします。
なお、この入力ボックスは前方一致でグループを検索して候補を表示します。
設定を削除したい場合は、右側にある削除リンクをクリックします。
適用をクリックします。
添付ファイルのウイルス検査について
ページに添付ファイルをアップロードするとウイルス検査が実施されます。
添付ファイルがウイルスに感染していると判断された場合、添付ファイルは削除されます。
添付ファイルが暗号化されていると、アップロードしたページに Attachment Checker ユーザーが次のような注意喚起のコメントをします。
Hi <添付ファイルをアップロードしたユーザーの名前>,
There is an issue with scanning the attachment <添付ファイル名>.
Please be careful with the attachment.
この機能をオフにすることはできませんので、コメントを表示したくない場合は、適宜コメントを削除してください。