ファイル共有サービス「NextCloud」に関するマニュアルです。
NextCloudへのログイン・ログアウト
ログイン
- NextCloud https://drive.cis.kit.ac.jp/ にウェブブラウザ―でアクセス
- 「SSO & SAML log in」をクリック
- 情報科学センターアカウントでログイン
ログアウト
画面右上の歯車アイコンをクリックし、「ログアウト」を選択
使用量の確認
- 画面左下に「(使用量)/(最大値)」の形式で記載されています
- 合計1GBまで使用可能です
ファイルのアップロード
2通りの方法で NextCloud にファイルをアップロードすることができます。
(1)画面にドラッグ&ドロップする
指定の画面領域(赤線で囲まれた部分)にドラッグ&ドロップ
(2)「ファイルをアップロード」メニューを使う
ファイル一覧右上のプラスボタンの「ファイルをアップロード」をクリックし、ファイルを選択する
ウイルススキャン
NextCloudにアップロードされたファイルは毎日午前1:00に定時ウイルススキャンがかけられます.
スキャン対象は以下の通りです.
特定の拡張子のファイル(? :任意の1文字,*:任意の0文字以上の文字列)
acm,app,arj,asd,asp,avb,ax,bat,bin,boo,bz2,cab,ceo,chm,cmd,cnv,com,cpl,csc,dat,dll,do?,drv,eml,exe,gz
hlp,hta,htm,html,htt,inf,ini,js,jse,lnk,lzh,map,mdb,mht,mif,mp?,msg,mso,nws
obd,obt,ocx,ov?,p?t,pci,pdf,pgm,pif,pot,pp?,prc,pwz,rar,rtf,sbf,scr,shb,shs,sys,tar,td0,tgz,tlb,tsp,tt6
vbe,vbs,vwp,vxd,wb?,wiz,wml,wpc,ws?,xl?,zip,zl?,{*実行可能ファイル
書庫ファイルの内容(入れ子になっている場合は5段階まで)
ファイル中のMIMEエンコーディングされたデータ(例:EML形式で保存したメールに含まれる本文や添付ファイルなど)
スキャン対象のファイルでも、パスワード保護がかかっている場合はスキャンされません。
スキャンの結果,ウイルスに感染していると判断された場合,自動で当該ファイルが削除される可能性がございます.あらかじめご了承ください.
新規フォルダの作成
1.ファイル一覧右上のプラスボタンの「新しいフォルダー」をクリック
2.任意のフォルダーを入力してEnterキーを押す
ファイルの共有
メールで共有する
メールで URL を送って共有する場合の手順です。
1.共有したいフォルダー・ファイルのブランチマークをクリック
2.「URLで共有」にチェックを入れ、その下にある共有用アドレスをテキストエディターなどに控えておきます。
3. 次の項目から、共有する相手に許可することを選択します。
「読み取り専用」:ファイルのダウンロードのみ可能
「アップロードと編集を許可する」:ファイルのアップロード・ダウンロード、新規フォルダーの作成が可能
「ファイルドロップ」:ファイルのアップロードのみ可能
4.「パスワード保護を有効化」にチェックを入れ、共有アドレスにアクセスするためのパスワードを設定します。
普段使用しているパスワードや短すぎるパスワード、第三者に推測されやすいパスワードは設定しないでください。
5. 必要に応じてアドレスの有効期限を変更.標準は,14日となっており,1日~14日の間で設定することができます.
有効期限日について
共有の有効期限が切れる時期は、有効期限日の協定世界時 00:00 (日本時間 09:00) ごろです。有効期限日の翌日の 日本時間 00:00 ではないのでご注意ください。また、数十分程度遅れる場合があります。
(例1)2020/5/1 15:00 (日本時間) に URL 共有を有効にした
(例2)URL 共有を有効にして、2020/8/1 を有効期限に設定した
6. 右上の×ボタンから設定画面を閉じて,設定完了
7. 共有したい相手に共有用アドレスをメールで送ります。パスワードは口頭や紙面など別の手段で送ってください。
【ユーザー名、クラウド統合、またはメールアドレス】欄にユーザー名やメールアドレスを入力しないでください。ユーザー名やメールアドレスを入力する方法の共有はサポートしておりません。
グループ内で共有する
グループ原簿管理サービスに申し込んで作成したグループ内で共有する場合の手順です。
- 共有したいフォルダー・ファイルのブランチマークをクリック
- 「ユーザー、クラウド統合、メールアドレス」にグループ名を入力します。
グループ原簿管理サービスでのグループ名が
kit:orgA:orgB
の場合、kit
と:orgA
の間に:share
を挿入したグループ名kit:share:orgA:orgB
を入力してください。 - 右上の×ボタンから設定画面を閉じて,設定完了
同期クライアントアプリのインストール・設定
- NextCloud
https://drive.cis.kit.ac.jp/
にウェブブラウザーでログインし、画面右上のアイコンから「設定」をクリック - 画面左側メニューの「同期クライアント」を選択
- 利用している OS 用のインストーラーを,アイコンをクリックしてダウンロード
- インストーラーを起動してアプリをインストール
- 「NextCloud」 アプリを起動
アプリの設定ウィザードが表示されたら「サーバーアドレス」に
https://drive.cis.kit.ac.jp/nextcloud/
を入力し「次へ」をクリックhttps://drive.cis.kit.ac.jp/ と入力しないでください。ログイン後にウェブ画面が表示されてしまい、設定を続行できません。
- 「アクセスを許可」をクリック(「アカウントへのアクセスの許可」画面に切り替わった場合)
- 「SSO & SAML log in」をクリック
- 自分の情報科学センターアカウントでログイン
- 「アクセスを許可」をクリック(「アカウントへのアクセスの許可」画面に切り替わった場合)
- 同期する対象(すべてのファイルを同期する・同期フォルダーを選択)や、同期オプション(指定された容量以上のフォルダーは同期前に確認)、同期するローカルフォルダーを設定し、「接続…」をクリック
- 画面が閉じた後、10. で設定した通りに自動的にファイル・フォルダ―が同期されます。
ヘルプの参照
各種機能の詳細についてはNextCloud公式フォーラム,オンラインドキュメント,FAQをご参照ください
1.ログイン後のトップ画面右上の歯車アイコンを選択し,「ヘルプ」を選択
2.画面左ペインから「オンラインドキュメント」「フォーラム」を選択