ファイル共有サービス(Nextcloud)は一般的に言うところのオンラインストレージで、個人専用の領域にファイルをアップロードし、他人と共有することができます。
会議資料や講義資料の配布や、回答の徴取、メールに添付できない巨大データの送受信などに役立ちます。
Nextcloudへのログイン・ログアウト
ログイン
- ウェブブラウザ―で https://drive.cis.kit.ac.jp/ にアクセスします。
『KIT Federation IdP』ボタンを押します。
情報基盤センターからの案内がない限り『ダイレクトログイン』ボタンは押さないでください。
CISアカウントでログインします。
初回ログイン時は、Nextcloud 利用同意画面が表示されます。画面の案内に沿って操作してください。
ログアウト
- 画面右上のアカウントアイコン(既定では塗りつぶされた円にイニシャル)を押します。
- 『ログアウト』を押します。
ファイル・フォルダーのアップロード
2通りの方法で Nextcloud にファイル・フォルダーをアップロードすることができます。
画面にドラッグ&ドロップする
指定の画面領域(赤線で囲まれた部分)にドラッグ&ドロップします。
『ファイルをアップロード』・『フォルダのアップロード』メニューを使う
- ファイル一覧左上にある『新規作成』ボタンを押します。
- 『ファイルをアップロード』もしくは『フォルダのアップロード』をクリックします。
- ファイルもしくはフォルダを選択します。
新規フォルダーの作成
- ファイル一覧右上のプラスボタンを押します。
- 『新しいフォルダー』を押します。
- テキストボックスにフォルダー名を入力して、Enterキーか、右矢印アイコンを押します。
ファイル・フォルダーの削除
ファイル・フォルダーを削除するには、まずファイル・フォルダーをゴミ箱に移動し、そのあとゴミ箱から削除します。
なお、ゴミ箱に移動したファイル・フォルダーは1日経過するか、ディスクの空き容量が不足したときに自動削除されます。
ファイル・フォルダーをゴミ箱に移動
- 削除したいファイル・フォルダーの右にある『・・・』アイコンを押します。
- 『ファイル(フォルダ)を削除』を押します。
- ファイル・フォルダーが『ゴミ箱』に移動します。
複数のファイル・フォルダーを一度にゴミ箱に移動したい場合は、以下の手順を実施します。
- 削除したいファイル・フォルダーの左にあるチェックボックスにチェックを入れます。
- ファイル・フォルダリストの上にある『・・・』ボタンをクリックします。
『削除』を押します。
- ファイル・フォルダーが『ゴミ箱』に移動します。
ファイル・フォルダーをゴミ箱から削除
ゴミ箱から削除するとファイル・フォルダ―を復元することはできません。十分注意して実施してください。
- 画面左下の『ゴミ箱』を押します。
- 削除したいファイル・フォルダーの右にある『・・・』アイコンを押します。
『完全に削除する』を押します。
複数のファイル・フォルダーを一度に削除したい場合は、以下の手順を実施します。
- 画面左下の『ゴミ箱』を押します。
- 削除したいファイル・フォルダーの左にあるチェックボックスにチェックを入れます。
『名前』の左側にあるチェックボックスにチェックを入れるとすべてのファイル・フォルダーにチェックを入れることができます。 - 『・・・アクション』を押します。
『完全に削除する』を押します。
ゴミ箱に移動したファイル・フォルダーを元の場所に復元
ゴミ箱に移動したファイル・フォルダーは、自分で削除するか、自動削除されるまでは、元の場所に復元することができます。
復元したいファイル・フォルダーの右にある『復元』を押します。
複数のファイル・フォルダーを一度に復元したい場合は、以下の手順を実施します。
- 画面左下の『ゴミ箱』を押します。
- 復元したいファイル・フォルダーの左にあるチェックボックスにチェックを入れます。
『名前』の左側にあるチェックボックスにチェックを入れるとすべてのファイル・フォルダーにチェックを入れることができます。 - 『・・・アクション』を押します。
- 『復元』を押します。
ファイル・フォルダーの共有
URL で共有する
URL をメールなどで送って共有する場合の手順です。
- 共有したいファイル・フォルダーの右にある共有アイコンを押します。
- 外部共有の『公開リンクを作成』の右にあるプラスアイコンを押します。
- 『有効期限』で URL の有効期限を設定します。既定では 14日となっており、1日~14日の間で設定することができます。
有効期限日について
共有の有効期限が切れる時期は、有効期限日の協定世界時 00:00 (日本時間 09:00) ごろです。有効期限日の翌日の 日本時間 00:00 ではないのでご注意ください。また、数十分程度遅れる場合があります。
(例1)2020/5/1 15:00 (日本時間) に URL 共有を有効にした
(例2)URL 共有を有効にして、2020/8/1 を有効期限に設定した
- 『共有を作成』をクリックします。
- ファイル・フォルダの右にある『共有中』アイコンを押します。
- 『URLで共有』の右にある『・・・』アイコンを押します。
- 『共有のカスタマイズ』をクリックします。
- 次の項目から、共有する相手に許可することを選択します。
- ファイルの場合:
- 『編集を許可』:ファイルの編集が可能(既定ではオフ)
- フォルダーの場合(どれか1つ):
- 『読み込み専用』:ファイルのダウンロードのみ可能(既定)
- 『アップロードと編集を許可』:ファイルのアップロード・ダウンロード、新規フォルダーの作成が可能
- 『ファイルドロップ(アップロードのみ)』:ファイルのアップロードのみ可能
- ファイルの場合:
『パスワード設定』にチェックを入れ、共有アドレスにアクセスするためのパスワードを設定します。
普段使用しているパスワードや短すぎるパスワード、第三者に推測されやすいパスワードは設定しないでください。
- ファイル・フォルダの右にある『共有中』アイコンを押します。
『URLで共有』の左にある『クリップボードにコピー』アイコンを押し、URL をクリップボードにコピーします。
Moodleに貼り付ける(ペーストする)場合は、以下にご注意ください。ショートカットキー「CTRL+V」をお使いいただくことをお勧めします。
https://info.cis.kit.ac.jp/wiki/x/Twt8Bw- 共有したい相手に共有用 URL を送ります。
設定したパスワードは URL とは別の手段で送ってください(URL がメールだったら、パスワードは口頭や紙面など)。
『・・・』アイコンをクリックして表示される設定メニューで『別のリンクを追加』をクリックすることで、複数の URL 共有を作成することができます。
『電子メール、連携クラウドID』にユーザー名やメールアドレスを入力しないでください。ユーザー名やメールアドレスを入力する方法の共有はサポートしていません。
共有を解除したいときは、ファイル・フォルダの右にある『共有中』アイコンをクリックして表示される設定メニューで『共有を解除』をクリックします。
グループ内で共有する
グループ原簿管理サービスに申し込んで作成したグループ内で共有する場合の手順です。
- 共有したいファイル・フォルダーの右にある共有アイコンを押します。
内部共有の『アカウントとチームで共有』にファイル・フォルダーを共有したいグループ名を入力し、候補からグループを選択します。
グループ原簿管理サービスでのグループ名が
kit:orgA:orgBの場合、kitと:orgAの間に:shareを挿入したグループ名kit:share:orgA:orgBを入力してください。- グループ名(グループ) の右側にある三点アイコンをクリックします。
- 共有するグループに許可する操作や、有効期限を設定します(任意)
共有を解除したいときは、『グループ名(グループ)』の右にある『・・・』アイコンを押して表示される設定メニューで『共有を解除』をクリックします。
グループフォルダーで共有する
グループ原簿管理サービスに申し込んで作成したグループには、グループメンバー間で共有されるグループフォルダーがホームディレクトリ上に提供されます。容量は 1GB です。
利用方法は通常のフォルダーの使い方をご覧ください。
グループフォルダー上のファイル・フォルダーについて、特定のメンバーを共有から除外したり、特定のメンバーだけに限定して共有することはできません。
グループフォルダー上のファイル・フォルダーの内容にはご注意ください。
グループフォルダーの容量が足りなくなった場合は
以下の申請フォームにてアップグレードをご申請ください。
https://jira.cis.kit.ac.jp/servicedesk/customer/portal/10/create/245
なお、個人容量とは異なり審査制、年度末までの期限付きです。
使用量の確認
画面左下に『(使用量)/(最大値)』の書式で表示されています。既定では 1GB まで使用可能です。
ウイルススキャン
Nextcloudにアップロードされたファイルは毎日午前1:00に定時ウイルススキャンが行われます。
ウイルススキャンの対象となる条件は以下の通りです。
特定の拡張子のファイル(? :任意の1文字、*:任意の0文字以上の文字列)
acm、app、arj、asd、asp、avb、ax、bat、bin、boo、bz2、cab、ceo、chm、cmd、cnv、com、cpl、csc、dat、dll、do?、drv、eml、exe、gz
hlp、hta、htm、html、htt、inf、ini、js、jse、lnk、lzh、map、mdb、mht、mif、mp?、msg、mso、nws
obd、obt、ocx、ov?、p?t、pci、pdf、pgm、pif、pot、pp?、prc、pwz、rar、rtf、sbf、scr、shb、shs、sys、tar、td0、tgz、tlb、tsp、tt6
vbe、vbs、vwp、vxd、wb?、wiz、wml、wpc、ws?、xl?、zip、zl?、{*実行可能ファイル
書庫ファイルに格納されたファイル(入れ子になっている場合は5段階まで)
ファイル中のMIMEエンコーディングされたデータ(例:EML形式で保存したメールに含まれる本文や添付ファイルなど)
条件に一致していても、パスワード保護がかかっている場合はスキャンされません。
スキャンの結果、ファイルがウイルスに感染していると判断された場合、自動で当該ファイルが削除される可能性があります。あらかじめご了承ください。
同期クライアントアプリのインストール・設定
- 画面右上のアカウントアイコン(既定では塗りつぶされた円にイニシャル)を押します。
- 『設定』を押します。
- 画面左側メニューの『モバイル&デスクトップ』を押します。
- 利用中のデバイス・OS に対応するボタンを押してアプリをダウンロード、インストールします。
- 『Nextcloud』 アプリを起動します。
アプリの設定ウィザードが表示されたら『サーバーアドレス』に
https://drive.cis.kit.ac.jp/nextcloud/を入力し『次へ』をクリックします。https://drive.cis.kit.ac.jp/ と入力しないでください。ログイン後にウェブ画面が表示されてしまい、設定を続行できません。- 『アクセスを許可』を押します。(『アカウントへのアクセスの許可』画面に切り替わった場合)
- 『KIT Federation IdP』を押します。
- 自分のCISアカウントでログインします。
- 『アクセスを許可』を押します。(『アカウントへのアクセスの許可』画面に切り替わった場合)
- 同期する対象(すべてのファイルを同期する・同期フォルダーを選択)や、同期オプション(指定された容量以上のフォルダーは同期前に確認)、同期するローカルフォルダーを設定し、『接続…』を押します。
- 画面が閉じた後、自動的にファイル・フォルダーが同期されます。
ヘルプの参照
各種機能の詳細については公式ユーザードキュメントやフォーラムをご参照ください
- 画面右上のアカウントアイコン(既定では塗りつぶされた円にイニシャル)を押します。
- 『ヘルプ』を押します。
- 画面左のメニューから『ユーザードキュメント』『フォーラム』を押します。





































